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またまた

 

 

乗っているうちに最近のシリーズ 続きます!

 

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RSV1000ミレ 

 

出たときは尖ったバイクで性能もかなりのものでしたが時代の流れですかねー?

今では普通?のバイクに感じます。 しかしさすがロータックス 10年以上前のバイクですが、

最新バイクと同じような設計が見られます。さすがエンジン屋さん。

勉強しながら作業させてもらってますー。

 

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複雑なバランサーシステムがついてます。面白いですな。

 

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右にも左にもヘッドにもバランサーが。

 

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アプリリアやりながらYZF-R6エンジンのオーバーホールです。

肝心のヘッドメンテナンス。バルブも使用時間考えてそう取っ替え、

バルブシートもシートカットして合わせます。

 

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エンジンに囲まれてます!幸せ? 国産はパーツの流通が早いので

オーバーホールもサクサク終わります。

 

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街乗りとは違いレース用エンジンはバルブシートの当りもうすうすに仕上げます。

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カムシャフト比較。左からZZR1200純正、マジー、WEB CAMです。

ハイトは1ミリ程しか変わりませんが作用角が広くなってます。

 今年のエンジンはどれで行こうかな? 面白いことにZZR1200純正やヨシムラはIN,EX非対称ですが

アメリカ製は対象で IN.EX入れ替えれます。ということはハイブリッドで入れ替えれますな!

(ΦωΦ)フフフ… いろいろやってみます!

 

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一番手間と時間のかかったのがこのタンク。

 

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また詳しく 新商品紹介ででも書きますので。

 

 

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こちらはZZR1200エンジン。zzr1100、GPZ1100,ZRX1100

ファミリーみたいな感じで共通部品が多いですな。

品番が違うものもありますが、加工のグレードが上がってるくらいで質量などは同じものが多いです。

 この1200のエンジンもそうでしたが、最近多いのがエンジンオイル交換は、豆にやっているのですが、

入れているオイルが安いオイルリザーブシステムなどのもので

エンジンの性能に適したものでないのを入れているのが多くて

やはり熱的に厳しい部分ではかじりや摩耗がすすんでいました。

長くエンジンを使おうと思ったら安いオイルを短距離交換はやはりダメでそこそこのグレードオイルを

適正距離交換これが一番ランニングコストも性能維持もできますね!間違いない。

 

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ZZR1200は、ZRX1200ヘッドにスワップ。ヘッドメンテナンスです。

 

 

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むむむ?

 

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なんだかINバルブシートの感じよりもEXのシートが以上に荒れています。

添加剤か燃料系か?バルブフェイスも軽く修正しましたが傷は深く使えません。

こんなケースはまれにあります。大体は燃料の添加剤で、中には攻撃性が高い商品があるのでしょうね。

今回はバルブ全部交換で、シートカットで修正しました。

 

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ハイカムを組むのでカムスプロケットをジグで固定してバーニア(長穴)加工です。

ボルトが止まる部分は焼きが入っていないのでサクサク削れますが、歯の部分は超硬です。

 

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出来上がり。これで5度ずつくらい前後に触れます。

 

 

 

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組み込んでバルタイです。ヘッドがでかいのでやりやすいですな。

 

最新SSなどは測定子を差し込む隙間も少ないのでやりにくいです。

 

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これもYZF-R6です。こっちのほうが高年式です。

部品の加工が変わっていたりしてますが、どちらかというとコストダウンな感じがします。

まあ、合理化ですね。

 

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このエンジンもヘッドメンテ、シートカットして

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 新品バルブに交換です。チタンバルブは時間で管理しておかないと

破損した場合がエンジン全損になるので怖いですからね。

転ばぬ先の杖っていうか、、、でもユーザー様からすると部品代が一気に

10何万上がるので辛いところですが。 (;´д`)

 

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 今年から全日本選手権のJGP2クラスは若干レギュレーションが変わり、

エンジンの加工に関する部分もかわりましてポート加工もOKとのことで早速導入です。

 

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CBRエンジンですが時間もなかったのガリガリあっさりと行きました。

ポート触るとなんかレーサー触ってるって感じになりますな。まあ、絶大な効果はないと思いますが。

 

さてさて、また次回に続くー!

 

ほなまた。

 

 

 

 

2013年03月16日

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