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寒い日が続きますが、
年明けも相変わらず忙しくさせていただいております。新年あけまして、如何お過ごしでしょうか?
まだまだ寒いのでバイクに乗ってツーリングってのはまだ早いですが
この冬に日にちのかかるメンテナンス等は、いかがでしょうか?
春先に気持ちよくスタートできますよ! とまあ、営業もしてみましたが、
最近のシリーズです。
バルブ数種類です。また悪巧みしてます。
忍者系1038CCエンジンにキャブレター口径のマッチングのテストです。
TMR38ΦからFCR41Φに交換してセッティング、パワー特性を調べてみます
忍者エンジンにはマニホールド内径の関係でFCR41Φでもスピゴット肉厚を
確保するため内径拡大には限界があります。 ベンチュリーは41ミリでも
スピゴット内径は36ミリと絞られています。まあ、構造的に仕方がないですが。
ポート径も同径なので拡大しなければこの口径になりますな。
TMR38、40、FCR41とテストしましたが、エンジンの改造度合いなどで
変わってきますが、このエンジンでは、TMR38Φが全開域では一番良かったです。
もちろん、空燃費は、どれも合わせての結果です。同条件では、38Φのキャブが
流速が早くて全開域中間回転数のパワーの乗りが良かったようです。
そのことはメインジェットにも現れていて、38Φでは、145番のMJが
40Φでは、158番、FCR41では、160番位になりました。
吸気流速が早いと小さいMJでも吸い出しが多くて必要なガソリン供給ができたようです。
もちろん、これは全開固定でピークパワー付近のみのテストですので
大経キャブレターがダメだということはありません。マフラーやバルブタイミング、
点火時期などでまた変わってくることです。ポートの拡大や、スピゴットの
径の拡大でもかなり革ぅってくるでしょう。サーキットでは、ライダーによっては
コーナーリングの立ち上がりの付きの良さを嫌ってそこをぼかすためにわざと
口径の大きいキャブを使用する場合もあるでしょう。
まあ、同条件でテストしてなかったので良いデータ取りになりました。
あとは、正月の休みのあいだに去年、サーキットやツーリングなどに酷使した自分の忍者のエンジンをばらしてました。
ピストンです。JE製79Φピストンです。 かなりサーキット走行して、距離も走ったのですが、
傷一つありませんでした。 まあ、1200系エンジンのメッキシリンダーも良いですし、
シルコリンプロ4プラス による皮膜の強さや潤滑性能、もちろんJEピストンの設計の良さも影響していますが いい感じです。
リングもまだ半分くらいのあたりで継続使用できます。 このエンジンはとりあえずで組んだ暫定仕様ですので
この冬に色々と手を加えていきたいと思ってます。 またまたマニアックなレポートします。
ほなまたー!
2013年01月10日
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