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御盆もおわり
相変わらず暑いですねー。さぼりまくってしましました
泳ぎにいきまくりました。 またまた再開しますー。
盆休みは皆さんどうしてましたか?暑すぎてバイク乗るとこるでは
なかったかもしれませんがもう少しですずしくなるかな?
ふらりと当社のファンネルネット FCR用ラージ
を買いに来られたお客さんのバイクを激写です。
とてもいい感じで製作されています。大阪にはあまり
走っていないタイプのZですな。
さてさて最近のスピテクですが、エンジン仕事がおかげさまで
多くいただいています。まずは、ヤマハR6から。
エンジンオーバーホール時期を過ぎているのはわかっていたみたいですが
ついつい大丈夫なので使用してしまうとこんな事が起こります。
近年の600CCのスーパースポーツ(ST600のベース)は
ホンダを除いてすべてIN,EXバルブともにチタンバルブを使用しています。
軽量で高回転での追従性が良いのでバルブスプリングのレートもイニシャルも
下げれ、フリクションロス低減効果も大きいのですが材質の特性上
表面のコーティングが減ってくるととたんに弱くなるので
距離管理が必要になります。写真はバルブフェイスにクラックが入って
かけている様子をインテーク側から撮ったものです。
ヘッドをめくると思ったより大きな打痕があります。んん?
バルブリターが硬くて外れません。頑張ってはずすとそこには見慣れないものが。
金属片がありますが何でしょうか?アルミのリテーナーの上に金属の破片が。
シムはたたかれてリテーなの中に沈んでます。
シムをはずしてバルブスプリングを抜くとステムシールは焼損して
そのキャップは裁断されてリテーナーとバルブリフッターの中に入って
あばれてこんな事になったようです。思ったより重症。
シムもへこんでます。まあ、オーナーもへこんでますので
本来ならヘッドASSY交換でさくっと行きたいですが
使用状況などを考えてコストダウンでいきます。
新品バルブとバルブガイドです。燃焼室の打痕はバルブガイドの
先端が欠損して燃焼室に入ったのが原因でした。
バルブガイドの外形を調整して高さを合わせて厚入です。
バルブの当たり面 バルブシートもクラックが入っていたので
シートリングを製作して交換します。
シートリングを座ぐり加工してリングを圧入してシートカットしました。
何とかこのヘッドを再生できそうです。ヘッド上面のひずみを
測定してバルブリフターのホールを修正してほかのバルブシートも
シートカットして燃焼室の打痕を 修正してヘッドは出来上がりです。
腰下にかかります。クランクのピン系を1000/1単位で縦横をはかり
ケース内径を同じように測ってメタルの適合をあわせます。
同じようにコンロッドの内径とクランクピンの外形を測定してメタルをあわせます。
クランクのサイドに表示してある外形コードは新品のときなら規定内に収まりますが
使用期間や距離等がわからないエンジンで磨耗度合いがわからない場合この方が確実に
メタルをあわせる事ができます。
ピストンも新品に。
のほかの破損部品たち。まずはクラッチのBTLのスプリング。
3枚組の1本が欠損。クラッチ板が焼けていました。
後は、バルブスプリングのヘッド側のシート。
激しくバルブジャンプしたようです。 このエンジンはいろいろありましたが
出来上がりました。
お次はガンマ500のエンジンO/Hとフレーム、スイングアームの塗装です。
いきなりバラバラですがさらにばらばらにしてしまします。
外装、フレームなどはOSデザインさんにGO!!!!
その間にエンジンのオーバーホールや加工などをします。
フレーム細いですな。
良くある仕事のキャブレターのオーバーホールです。
このキャブレターは新品で下ろしてから5年くらいですが、
シール類が弱ってオーバーフローしているので
洗浄がてらシール交換です。
大分やれています。保管状況ですかね?
綺麗に洗浄してOリング交換して快調です。
車体の軽量化には最新のバッテリーも有効です。
このバッテリーで容量は14Aあるのでほとんどのリッターバイク
対応です。YB-14Lなどで4キロほどありますので
交換するだけで3キロ減量になります。寿命も鉛バッテリーよりも
かなり長持ちするようなのでどうでしょうか?
アクティブさんの新製品のゲイルスピードクラッチ、ブレーキマスターです。
ボディは鍛造でラジアルマスター。極めつけは可変レシオで
好みのタッチが得られる優れもので価格は42000円と
破格です。ブレンボで同等品はたしか25万位しましたね。
質感も作りもかなり上出来でス。またご注文お待ちしてます。
ZRX1200のピストンとZZR1200のピストンのトップ比較です。
ZZR1200とJEハイコンプピストンのトップ比較です。
1200ベースエンジン製作します。
最近のスピテクでした。
ほなまた。
2011年08月18日
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