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各部検証

 

 

最近雪が降りましたが久しぶりの雨って感じです。

これからどんどん暖かくなってきますね。

 

さて、レースKITとSTDパーツを比較しながら

エンジントップを組んでいきます。

 

腰下は特殊工具のオンパレードで国産車のツールでは

ばらせない部分があるのでケースが割れないので

工具待ちになってしまいました。その間にやれるところをやりましょう。

 

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ピストン比較ですが、形状、ハイト、バルブリセスともに

ほぼ同形状です。違いはピストン重量が若干違うくらい。

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カムシャフト STD リアバンクのウェブがかじってます。フロントバンクOK

たぶん、熱の影響があると思います。特殊コーティングバルブレバー(ロッカーアーム)

は、ぜんぜん綺麗なものでした。さすが1個 1万円!

 

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STDカムリフト

 

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KITカムリフト。ゲージの数値は適当ですが、リフトは1ミリアップで作用角も増えてます。

 

 

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なんとなくわかりますか?

 

 

RIMG0123.JPG

 

ココで問題発生。ヘッドにカムを仮付けしてカムホルダーを規定トルクで閉めると

KITヘッドの片側のホルダーがきついようでカムが回りません。

原因を探るためカムシャフトの寸法を測ります。

 

 

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インテークカムジャーナル径

RIMG0130.JPG

 

EXカムジャーナル径あと、ほかのバンクのカムと、STDのカムも図りましたが

プラスマイナス0.001ミリの誤差でさすがドイツの製品ですな!と感心しました。

このエンジン、本体はオーストリア製でアメリカ、ドイツ、もちろん日本、

後はスイス,フランス などの部品で構成されています。ワールドワイドですな。

 

 

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カムホルダ内径を測ったところ原因はココでした。

加工ミスが原因ですが交換してもらう時間もないので

再加工でクリアランス確保するしか有りません。

国産の部品ではありえないですがまあ、こればかりは輸入部品なのでしかたない。

 

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バルブスプリングリテーナー比較です。

STD8グラムに対してKITは5.8グラムです。約27パーセントも

軽量に仕上がってます。このパーツはアメリカ製です。

 

 

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バルブスプリングはダブルに変更です。日本製。

インテークバルブは42φと大径ですが39グラムと

軽く仕上がってます。

 

 

RIMG0139.JPG

 

シムの実寸を測ってます。このサイズはあまり持ってないので

追加で各サイズを取らなければ。

 

RIMG0125.JPG

 

 

まだまだ続きマース。

 

 

 

2011年02月18日

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